2015年に全世界で爆発的なヒットを記録したメガタイトルWitcher3 ワイルドハント。圧倒的な世界観、膨大なプレイボリューム、自由度とストーリーの両立など、あらゆる面で高評価を獲得。今なおオープンワールドの名作として語り継がれ、ファンの心をつかんで離しません。かくいう筆者もその一人。
一方で、2015年のシリーズ3作目以降、新作の発売は一切なし。制作陣も「3部作で一区切りがついた」という旨の発言をしており、続編の発表は絶望的と思われていました。
そんな中、2022年3月、開発元のCD Projekt REDが「新作を制作中」だと発表しました!この発表には多くのウィッチャーファンが喜びの声を上げました。具体的なゲーム内容などの発表はまだですが、楽しみすぎて現時点で判明している情報をかき集めてみました。
ということで本記事では、
の3点を軸に、ウィッチャーシリーズの新作を徹底解剖していきます。
そもそもウィッチャーシリーズとは
ウィッチャーシリーズは、ポーランド人作家アンドレイ・サプコフスキ氏による、同名ファンタジー小説を原作としたゲームシリーズです。開発元はCD Projekt REDで、日本国内ではスパイクチュンソフトが代理店として販売、翻訳などを担当しています。
これまでに3作品が発表されており、シリーズ集大成となる「ウィッチャー3 ワイルドハント」は爆発的なヒットを記録しました。なお、Netflixではオリジナルドラマも配信されており、シリーズとしての人気の高さがうかがえます。
それだけ世界的に人気の作品なんだね
タイトルにもある”ウィッチャー”とは、この世界における職業名で、一言でいえばモンスタースレイヤーです。
ウィッチャー達は、変異誘発剤と呼ばれる物を用いた人体実験により、人間離れした身体能力や反射神経を持つ変異体(ミュータント)です。
ウィッチャーシリーズでは、主人公のウィッチャー“ゲラルト”が、失われた記憶を求めてさまよう、というのが主なストーリーとなっています。
開発陣によれば、これまでの3部作でゲラルトの物語は完結しているらしく、そのため新作では新しい主人公が登場するのでは?と言われています。
ゲラルトも登場してくれると嬉しいけど…
発売時期やプラットフォームは
執筆時現在、ウィッチャー4(仮)の発売時期は発表されておりません。そのため、対応プラットフォームも現時点では確定しておりません。ウィッチャー3の発売当初の対応機種から推察すると、まずは恐らくPS5・Xbox・Steamに対応するのでは、と思われます。
ものすご~く発売が先になってしまえば、PS6対応なんていう事もあるかもしれませんが、そうならない事を祈るばかりです。
詳細は後述しますが、ゲームエンジンを一新した関係で、開発にはまだまだ時間がかかるものと思われます。そのため、2023年中の発売すら怪しいのでは…と個人的には予想しています。
その他現時点で分かっている情報
ここからは、その他に現時点で分かっている情報についてまとめていきます。
※追加情報を確認次第、随時更新していきたいと思います。
UnrealEngine5を採用
前作のウィッチャー3では、開発の核となるゲームエンジンに、CD Projekt REDが自社開発した「RED Engine」と呼ばれるものを採用していました。このゲームエンジンを一新し、ウィッチャー4(仮)ではUnreal Engine5を採用することが発表されています。
これにより、従来のゲームとは比較にならないようなグラフィックと次世代のゲーム体験が期待できます。
一方で、新しいゲームエンジンを採用するということは、開発チーム内に新しいエンジンに対するノウハウが蓄積されていなかったり、新しいエンジンに精通したエンジニアが不足していたり…などの問題が発生してしまう可能性も考えられます。
なお、Unreal Engine5を開発した「Epic Games」とパートナーシップ契約を結んだという情報も発表されているため、技術的な問題はクリアしているのかもしれませんが、体制を一新しての開発になることはほぼ間違いないと思われます。
そのため、チーム内の人的リソース不足などが原因で発売が遅くなってしまう可能性は十分に考えられます。
これまでのウィッチャーシリーズよりも進化したグラフィックは非常に楽しみですが、その分開発にかかる時間は、もしかすると長くなってしまうのかもしれません。
全部お前の勝手な妄想だろ
オオヤマネコ流派のウィッチャーが主人公に?
ウィッチャー4(仮)では、主人公がこれまでのゲラルトから変更になる可能性が高いと考えられます。その根拠は以下の2つです。
まず、2022年3月にTwitter上で公開された新作のイメージ画像には、ウィッチャーのメダルのイラストとA NEW SAGA BEGINSの文字が。
ウィッチャーのメダルは、作中におけるウィッチャーの流派を表すシンボルのようなもので、ゲラルトは狼流派に所属していました。ところが、今回発表されたイメージ画像のメダルは、狼流派のものとは明らかに異なっています。CD Projekt REDによると、このメダルはオオヤマネコ流派のものだそうです。
また「A NEW SAGA BEGINS」(新しい物語が始まる)というメッセージも相まって、新しいウィッチャーの物語が始まるというメッセージを感じさせます。
また先ほども申し上げた通り、過去に開発陣が「ゲラルトの物語は3部作で完結した」と発言していることからも、新作の主人公に引き続きゲラルトが登板するとは考えにくいです。
以上のことから、ウィッチャー4(仮)の主人公はオオヤマネコ流派に所属する新しいキャラクターになると思われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に、本記事の内容をまとめてみたいと思います。
今から発売が楽しみですね。早くウィッチャーやりたい!この記事がウィッチャーファンの皆様の一助になれば幸いです。
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